みなさんこんにちは、角玉梅酒です。
さて、今回はタイトルにもあるとおり IJCAD 7 より利用可能になった DIESEL 式はどの程度使えるの?という話です。AutoCAD LTでカスタマイズの経験がある方向けの話題になりますので、ちょっと難しい話かもしれません。
AutoCAD の互換である IJCAD ですので、多くの AutoCAD LT ユーザが利用しているDIESEL 式のサポートは、製品リリース時にババーンとバージョンアップ項目に挙げられてもおかしくない機能追加なのですが、項目として挙げる事は見送られました。その理由を一言でいえば、メインである AutoCAD LT による DIESEL ユーザが思うであろう互換ではなかったという事になります。
DIESEL式も互換が取れていると謳うには、使う側から考えれば AutoCAD LTで使っていたメニューマクロがそっくりそのままコピーするだけで使えるレベルじゃないと期待はずれとなってしまうかと思いますが、ITC により実装されてきたものを検証したところ、「基本的に編集が必要」かつ「動かないケースが散見される」、ということで互換と謳うのはおろか対応しましたと言うにも厳しい状態だったのです。
ということで、文章だけでは分かりにくいと思いますので今回は IJCAD用 DIESEL 式メニューのサンプルを用意いたしました。
こちら >> DIESELサンプルメニュー
DIESEL_SAMPLE.txt をダウンロードしたら、DIESEL_SAMPLE.mnu という名前に変更してIJCAD7の[ツール]-[カスタマイズ] から [既存のメニューに追加] で読み込んでみてください。
こんな感じのメニューが追加されます。

このサンプルは、DIESEL式の各関数毎に実行した内容をステータス行に表示するようになっています。処理の中身と結果の成否については、メニューファイルから判断してください。
普段の操作では問題にならないコマンドの細かな挙動の違いが、DIESEL式の記述に影響したりするため、AutoCADでの癖とはまた異なる癖があります。また、注目してもらいたいのは、getvar で動くものとエラーになるものとがあることです。値の取れないシステム変数がある(サンプルメニューのGETVAR_NotWorkを)ということは、使い勝手としては非常に悪い状態だと思います。
そんなこんなで、一応付いたけど使い道が狭い状態で、AutoCADでのDIESELカスタマイズはほぼ再利用でできず、IJCAD の DIESEL 式として記述すればそこそこ使えますよというレベルの対応ですので、ごく簡単なカスタマイズでは利用することは出来るかもしれません。
IJCADではAutoCAD LT と異なり LISP が使えます。
メニューにも記述できるカスタマイズとしては LISP を使ったほうがカスタマイズの幅も広く応用も利くので LISPによるカスタマイズをお勧めしたいと思います。
(サンプルメニューでは、MENURELOAD の項目が LISP による記述になっています。)
では、また。
さて、今回はタイトルにもあるとおり IJCAD 7 より利用可能になった DIESEL 式はどの程度使えるの?という話です。AutoCAD LTでカスタマイズの経験がある方向けの話題になりますので、ちょっと難しい話かもしれません。
AutoCAD の互換である IJCAD ですので、多くの AutoCAD LT ユーザが利用しているDIESEL 式のサポートは、製品リリース時にババーンとバージョンアップ項目に挙げられてもおかしくない機能追加なのですが、項目として挙げる事は見送られました。その理由を一言でいえば、メインである AutoCAD LT による DIESEL ユーザが思うであろう互換ではなかったという事になります。
DIESEL式も互換が取れていると謳うには、使う側から考えれば AutoCAD LTで使っていたメニューマクロがそっくりそのままコピーするだけで使えるレベルじゃないと期待はずれとなってしまうかと思いますが、ITC により実装されてきたものを検証したところ、「基本的に編集が必要」かつ「動かないケースが散見される」、ということで互換と謳うのはおろか対応しましたと言うにも厳しい状態だったのです。
ということで、文章だけでは分かりにくいと思いますので今回は IJCAD用 DIESEL 式メニューのサンプルを用意いたしました。
こちら >> DIESELサンプルメニュー
DIESEL_SAMPLE.txt をダウンロードしたら、DIESEL_SAMPLE.mnu という名前に変更してIJCAD7の[ツール]-[カスタマイズ] から [既存のメニューに追加] で読み込んでみてください。
こんな感じのメニューが追加されます。
このサンプルは、DIESEL式の各関数毎に実行した内容をステータス行に表示するようになっています。処理の中身と結果の成否については、メニューファイルから判断してください。
普段の操作では問題にならないコマンドの細かな挙動の違いが、DIESEL式の記述に影響したりするため、AutoCADでの癖とはまた異なる癖があります。また、注目してもらいたいのは、getvar で動くものとエラーになるものとがあることです。値の取れないシステム変数がある(サンプルメニューのGETVAR_NotWorkを)ということは、使い勝手としては非常に悪い状態だと思います。
そんなこんなで、一応付いたけど使い道が狭い状態で、AutoCADでのDIESELカスタマイズはほぼ再利用でできず、IJCAD の DIESEL 式として記述すればそこそこ使えますよというレベルの対応ですので、ごく簡単なカスタマイズでは利用することは出来るかもしれません。
IJCADではAutoCAD LT と異なり LISP が使えます。
メニューにも記述できるカスタマイズとしては LISP を使ったほうがカスタマイズの幅も広く応用も利くので LISPによるカスタマイズをお勧めしたいと思います。
(サンプルメニューでは、MENURELOAD の項目が LISP による記述になっています。)
では、また。

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